21世紀教育研究所 ブログ
不登校を克服したお母様の体験記

まずは心の元気を取り戻すのが先!

ペンネーム ららさん

まずうちは中2から完全に行けなくなりました。
原因は、私がもう大きいからと突き放すのが早すぎたこと
あとは、よく言われる中学生ギャップだと思います。未だ真相は分かりませんが、いじめ等があったとは思えません。真相を問いただすことも無意味に思います。本人も何故か分からないことも多いです。

本人が自分は何も秀でた才能が無く、生きてる意味が無いんじゃないか等とも話していました。
私はそれまで、勉強も運動もそこそこ出来ていたので、出来ていたことでしか褒めていなかったのかなぁと思います。反省点でしたね 出来ない自分はダメなんだ!と思い込んでいたようです。始めは学校へ行かせようと必死で、学校へ行けなくなったらどうなっちゃうのと不安と焦りしかない時が1番辛かったです。でも、もう行かないんだ!と受け入れてからは、何ができるのかカウンセリング受けたり教育相談受けたりして、とにかく母である私がとことん色んな所で気持ちを吐き出しました。気持ちの整理がついてくると気持ちも安定してきて
娘の、反応を見ながら良いとされることをやって来ました。無理に行かせていたら今こんなに元気に高校へは通えていないと思います。

(気をつけてやってきたこと)

子供の話を肯定して聞くこと

名前プラス挨拶(おはよう、おやすみ)

気にかける。お昼ご飯これ食べてね!(返事があってもなくても優しい言葉で声をかける)

本人の悩みは本人の問題なので、親はそっと見守り、親の考えを押し付けたりしない。意見を求められたら素直に自分の意見を、あくまで私の考えだけどと言う。親は自分の人生を生きる。親の生活を壊さない。仕事を続ける。趣味も続ける。

学校へ、行けなくなると引きこもりがちになるので、様子を見ながら夜の散歩に連れ出したりもしました。

子供が食べたい物を作る

やりたい事、好きな事は経済的に無理でなければやらせてあげる

家の中のしつけはこの際度外視。不登校になるお子さんて我慢して自分だけで抱え込むお子さんが多い気がします。ゲーム、YouTube、マンガ等は心ゆくまでやらせました。

できるお手伝いはやってもらいました。

どんなあなたでも愛してる!と態度と言葉で現す。

未だに同じ布団で寝て、娘が私を味方、安心していい存在なんだと、思ってからは抱きついてきたり甘えてきたり、中学生なのに?という退行も見られましたが、これが心が回復してきてる兆しだと思います。
退行しますが、自分はこのままでいいんだ!受け入れて貰えるんだ!と思えるようになると成長もまた加速します。自分が安心して素を見せられる
失敗してもいいんだ
言いたいことを言ってもいいんだ
と子供が思うことが1番です。
学校へ、行かなくなるとお勉強も人間関係も置いていかれる!と焦りますが、心が元気でないと無理なんです。逆を言えば数年勉強しなくても、誰とも関わらなくても、心が元気になればいくらでも取り返しがつくって思います。
お子さんが学校へ、行きたくない!と言ったらその時よりももっと前から苦しんでいたのです。そしてダメと言われるとわかっているけどこれ以上頑張ったら壊れてしまう。助けて!の意味の学校行きたくない!なんだと思います。親御さんも戸惑うし、とても辛いと思います。だけど、お子さんが元気に生きてくれることが1番ですよね。命をかけてまで学校は行くところでもないし、命をかけてまで今、勉強頑張る必要もないんです。

まずは心の元気を取り戻すのが先!

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