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高校の編入学・転入学について

編入学・転入学について

編入学・転入学について

編入学と転入学の違いとは・・・。

分かりやすく言うと今の高校から他の高校へ変わるのが転入学、今の高校を辞めて高校に入り直すのが編入学になります。転入学はいつでも可能ですが学年の途中での転入はその学年の単位が取得できないことがほとんどです。例えば高校1年生の7月に通信制高校へ転入した場合前高校での習得単位は0になります。従いまして通信制高校に転入した月からその学年の3月末までに通信制高校の1年生時に習得するべき単位を取らなくてはいけません。(場合によっては習得すべき単位を次年次に持ち越すこともあります)2年次・3年次に転入をした場合は前年度の習得単位は引継ぎができます。全日制高校から通信制高校への転入を決めましたらできるだけ早めに転入手続きをすることをお勧めいたします。
転入に関して転入時期の最終ラインは学年によって違ってきますのでご注意ください。

転入学に関して気を付けなければいけないのが入学時期です。高等学校は必ず3年以上高校に在籍していなくては高校卒業資格が取得できません。例えば高校1年生の12月に高校を退学して翌年の4月に通信制高校へ入学しても、前高校では8か月しか在籍していないことになりますので、通信制高校で高校卒業資格を取得するのに最低でも2年4か月必要になります。通信制高校によって対応に差がありますが入学時期が4月と10月に設定している場合、卒業が2年半もしくは3年かかる場合があります。ですからよほどのことがない限り高校を退学しないで在籍中に次の高校を探して転入した方が得策だといえるでしょう。

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