21世紀教育研究所 ブログ
通信制高校からみなさまへ

📱「Z世代」とスマホ、そして不登校について考える

📱「Z世代」とスマホ、そして不登校について考える

―― NPO法人21世紀教育研究所より

「Z世代」という言葉が当たり前のように使われ始めたのはいつのころからだったでしょうか。 「Z世代」とは、2025年時点で13歳~28歳のデジタルネイティブ世代。現在の中学生・高校生もここに含まれます。

この世代の子どもたちは、自然にスマホ(スマートフォン)を使い、YouTubeやSNSなど様々なネットメディアで発信や交流を行っています。

そして「Z世代」の中には、学校に足が向かない、いわゆる「不登校」の子どもたちもいます。
今の中高生を語るうえで、“スマホの存在”を無視することはできません。

保護者から聞こえてくるリアルな声

📍「夜遅くまでスマホでゲームをしている」
📍「SNSで同じ趣味の人と交流しているみたい」
📍「うちの子はスマホに依存している」
📍「取り上げたら暴れてしまった」

さらに、
「不登校のきっかけは別だが、長期化の原因はスマホだと思う」
「スマホのせいで悪化した」
という声も少なくありません。

確かに、スマホが影響するケースもあります。
しかし私たちは “スマホが不登校の根本原因であるケースは多くない” と考えています。

スマホは「逃げ場」ではなく「セーフゾーン」

スマホはあくまで 手段 であり、
多くの場合、子どもにとっては

嫌なことから離れられる場所

自分らしくいられる場所

つまり “セーフゾーン” になっていることが多いのです。

実際に子どもたちと話してみると、
「学校にも家にも居場所がない」
「いい子でいることに疲れた」
「勉強についていけなくなった」
など、背後には“心の痛み”があることが見えてきます。

大切なのは「寄り添い続けること」

だからこそ必要なのは、根気強い寄り添い。
子どもたちの気持ちを受け止めながら、
「これからどうしていきたいか」を一緒に考えていくことです。

しかし、保護者もまた人間です。

「何とかしてあげたい」と試行錯誤する

うまくいかずストレスを抱える

気づくと限界を迎えてしまう

そんな状況は決して珍しくありません。
そしてその疲れが、思わぬ形で子どもに影響してしまうこともあります。

保護者も「我慢しない」ことが大切

ここで大切なのは、保護者自身が無理をしないこと。

少しでも苦しいと感じたら、
誰でもいいので、どうか話してみてください。

できれば、相談援助の専門職に話してみてください。
きっとあなたに寄り添ってくれます。

子どもに寄り添いが必要なように、
親にも寄り添いが必要です。

誰かに気持ちを話すことは、
「自己覚知」――自分の心と向き合う第一歩となります。

親が自分と向き合うことは、子どもと向き合うことにつながる

親が自分自身の気持ちを整理できると、
結果的に、子どもとの向き合い方も優しく、柔らかく変わっていきます。

私たちは、そんな親子の「寄り添い」を支えていきたいと考えています。

📖 相談・お問い合わせ

代々木高等学院
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-2
TEL:050-3535-2797
URL:https://yoyogi.net/

社会福祉士/スクールソーシャルワーカー
建元 大吾

不登校・高校中退・引きこもりにお悩みの お母様のための情報特集